組み込みプラットフォーム「Armadillo」とは
Armadillo(アルマジロ)は、組み込み機器のベースとなる「組み込みプラットフォーム」です。省電力ARMプロセッサ搭載の組み込みCPUボードを核として、Linux OSやデバイスドライバ、開発環境、ミドルウェア、拡張ボードやオプションなど各種の周辺製品やサービス群を提供しています。CPUボードの動作温度範囲は-20℃~+70℃をカバーし、量産製造でもそのまま組み込んでお使いいただけます。

ARM9プロセッサ(400MHz)搭載のベーシックなシリーズです。USB、LAN、シリアルなどのコネクタを搭載したシングルボード型と、同等の機能を小型化したモジュール型を用意しています。PC/104拡張バス搭載、タッチパネル液晶インターフェース搭載など、用途に応じてモデルを選択いただけます。
おすすめの用途:
・データロガー
・生産機器のネットワーク対応
・測定器や計測器の操作画面

ARM-Cortex A9(800MHz)搭載のマルチメディア対応シリーズです。Full HD動画再生などに使えるAVコーデックミドルウェアを無償提供。その他、画像処理エンジン(顔認識など)や組み込みデータベース、フォントなど対応するソフトウェアソリューション
[*1]も豊富に揃っています。
おすすめの用途:
・監視機器、インテリジェントカメラ
・デジタルサイネージ、案内端末
[*1] パートナー各社から提供

IoT(Internet of Things)用途向けの3G対応Linuxゲートウェイです。「アドオンモジュール」を利用して、RS232C/422/485、Wi-SUN、EnOceanなど、各種のインターフェースに対応できる柔軟性が魅力。専用のケースに組み込んでご利用いただくことが可能です。IoTゲートウェイの死活監視など、フィールド運用に欠かせない機能を網羅したクラウドサービス「node-eye」をアットマークテクノから提供している他、主要各社のクラウドサービスにも対応しています。
おすすめの用途:
・IoTゲートウェイ